マーケティング心理学を学び、効果的に売上を伸ばしていく方法②

今回は前回に引き続きマーケティング心理学の第2弾!

前回のマーケティング心理学①の続きです。

正直かなり書いてて改めて勉強になったのと楽しかったので

早速第2弾としてガンガンご紹介していこうと思います。

 

前回の記事を見ていない方は先に見てくださいね。代表的なものを載せています。

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マーケティング心理学的効果一覧

「ウィンザー効果」

直接訴えかけるよりも第三者からの口コミや情報発信の方が信頼性が増すという心理現象です。

 

例えば

A)私は優しいです。

B)Aさんは優しいです。

 

自分で言うより他人からの意見の方が客観的に見られてる感じで安心しますよね。

 

SNSなどでの口コミや情報発信も第三者からのものです。

広告もお客様の声をのせていることが多いですよね。

 

「シャルパンティエ効果」

同じ重量の物体を比較した際に、視覚的に大きく見える物の方をより軽く、

視覚的に小さく見える物の方をより重いと錯覚してしまう現象です。

 

1kgの鉄

1kgの綿

どっちが重いでしょうか?

謎々みたいですが両方とも「1kg」なので同じ重さです。

しかし、想像した上でより小さいものの方が重そうに感じてしまうということのようです。

 

応用すると例えば

「レモン◯個分のビタミンc!」

 

これは実際に「ビタミンc ◯mg配合」

と書かれているよりも分かりやすく、いっぱい含まれているように感じる見たいですね。

 

「アンカリング効果」

最初に提示された数字や条件が基準となり、その後の判断が無意識に左右されてしまうという現象です。

 船の錨(アンカー)になぞらえています。

 

例えば商品の価格で

1000円のジュース→1万のお酒

1万のお酒→1000円のジュース

 

確かに最初に予算オーバーの金額を見ると安いものを探して見つかると安心して買ってしまいますね。

実際はそこまで安くなくても先に見たものと比較しているような気がします。

 

「コンコルド効果(サンクコスト効果)」

今まで投資してきたコストを惜しく感じてしまい、損失になると分かっていても投資を継続してしまう現象です。

コンコルド効果は、英仏共同事業として開発・運航されていた音速旅客機「コンコルド」という開発費用の大きさから採算は合わず、成功の見込みがないまま運航を続けていた旅客機事業に由来しています。

 

例えば

損失を取り返そうとするギャンブルや時間やお金を費やしたゲームにさらに課金してしまうことが挙げられます。

 

実際に経験した方も多いのではないかと思いますが

これは逆にビジネスに取り込めばうまくことを示しているものでもあります。

 

ここからは少し違った考え方もご紹介します。

行動経済学などで登場する考え方ですが心理学と行動についての結びつきとして非常に重要なものです。

 

「プロスペクト理論」

得することより、損を避けることの方が2倍以上行動する人が多いという理論です。

 

そこで前の記事で紹介した「フレーミング効果」なども関係してきます。

同じ事を言っているのに表現方法やネーミングによって物事の印象が変わる現象です。

本当に合理的に考えれば同じものですからね!

 

「プロスペクト理論」と関係してくるものには他にどのようなものがあるかもご紹介します。

 

「リスクリバーサル」

顧客の不安を取り除くことで購入を促す技術のことです。

「フィア・アピール」とは逆のように見えますが、一体どんな事を示しているかというと

このようなものがあります。

  • 返金保証
  • カスタマーサポート
  • 修理保証

確かにあると安心しますよね。

 

ナッジ理論

プロスペクト理論と並んで、人は感情で動くという観点から組み立てた行動経済学の理論のの1つです。

「ひじで軽く突く」という意味で、 ちょっとしたきっかけで相手により良い選択を促すための理論です。

クリックを促すために広告にクリックマークをつけたり、

足跡をつけて並ぶ場所を誘導することにも使われています。

これは非常に目にする機会も多く、是非探して頂きたいです。