マーケティング心理学を学び、効果的に売上を伸ばしていく方法①

あなたは心理学という言葉は聞いたことがあると思います。

しかし、マーケティングや消費者の心理となると具体的なことまで知っているという方はマーケティングを勉強している方に限られると思います。

 

しかし、マーケティングやビジネスにおいて、ある程度の心理的要素を知っているのといないのでは差が出る場合があります。

もちろんビジネスにおいて心理学が全てではありません。

直感や全体に向けたもの、個人に向けたものという括り方の違いによってもやり方や考え方は変わってきます。

 

しかし、少なからず知っていて損はしません。

いえ、心理学的に言えばあなたは知らないと損をします!

これは私が今まで社会人としてビジネスに携わってきたことから言えることです。

 

マーケティング心理学の効果

①決定の裏付け

あなたが何かを決めようと思ったとき、その決定の裏付けとなるものはありますか。

どのような配列にしようか、どのようにデザインしようか。

その決定は何に裏付けされていますか?

 

②他人だけでなく自分についても知ることができる

心理学というと「相手の心理を操るもの」

と思っている方が多いと思います。

 

しかし、自分自身について心理学的にどういった人間なのかを知ることもとても重要だと私は考えます。

なぜなら、自分がどのような人間なのか客観的に見ることができる為、改善がしやすいからです。

自分の長所、短所を知ることもビジネスの一貫だと思って頂ければと思います。

 

③そして、売り上げUP

マーケティングやビジネスにおいて心理学を学ぶことは、

自分を知る、他人を知る

そこで終わりではありません。

 

やはり、売上につなげることが重要なわけです。

 

そこで終わってしまっては、学ぶ意味は半減してしまいます。

大学などの勉強では、学んだ上で実例を数点をみて終了。

という、パターンも多いかと思います。

では、学んだことを実際のビジネスに何どのように活かせるでしょうか。

 

ここから先が実際にマーケティングやビジネスで使われているものをいくつか紹介していきます。

マーケティング心理学的一覧

「ツァイガルニク効果」

達成できた事柄よりも、中断している事柄のほうをよく覚えている現象のことです。

コンテンツ制作や広告などほんとに幅広く活用されています。

有名なもので言えば、「続きはWEBで」という広告がありましたね。

 

「バンドワゴン効果」

簡単に言えば、「みんな使ってます!みんな見てます!」のような人気商品として取り扱うことにより引き寄せられてしまう現象です。

一例として「全米が泣いた感動作品」「1秒に1本売れています!」

 

「スノッブ効果」

他人とは違うものが欲しいという心理現象です。

簡単に入手できないほど需要が増し、簡単に入手できるようになると需要が減少します。 

限定性や希少性が価値を生み出しますので「バンドワゴン効果」とは逆の効果となります。

 

「ゴルディロックス効果(松竹梅の法則)」

日本では松竹梅という言葉がありますが、もっとも売りたいものを真ん中(竹)の価格帯を選んでしまう心理現象です。

人は極端を回避する為、ちょうどいい真ん中を選びたくなるのです。

さらにコツとして価格の差の付け方でより真ん中を選びやすくします。

 

松:竹より少し安い↓頑張れば竹まで手が届く!

竹:一番売りたいもの

梅:竹より価格がかなり高い↑そこまで高いものでなくてもいいか!

 

これにより顧客はより真ん中(竹)のあなたが一番売りたい商品を選びやすくなります。

 

「フレーミング効果」

表現方法やネーミングによって物事の印象が変わる現象のことです。

A)成功率80%達成!

B)20%の確率で失敗します。

 

AとBでは結構印象が変わってきますよね。

このように表現の違いによって相手に与える印象を操作できることもあります。

 

いかがでしたか?

今回ご紹介したものはマーケティングやビジネスで使われている心理学のあくまでほんの一部です。

心理学は面白い!と感じる人も多いはずですので興味を持って勉強して頂ければと思います。

 

ただ個人的にはあんまり考え方として固まってしまうのは良くないと思うので、あくまで参考や裏付け程度にして頂ければと思います。

 

使える心理学はまだまだありますので

続編に続きます。