マーケティングミックス(4P)とは全く違う4C分析
マーケティングの4Pとは、
どんな製品(Product)を、
価格はいくら(Price)で、
場所はどこ(Place)で、
どのように(Promotion)して、
販売していくのかを考え、企業の戦略を練るための分析手法です。
マーケティングミックスとも呼ばれています。
4P分析(マーケティングミックス)についても詳しく知りたいと言うかたは、
こちらの記事を見てください↓
マーケティングの4Pとは? その前に、「そもそもマーケティングとは?」という方はこちらを見てくださいね。 [sitecard subtitle=関連記事 url=https://the-marketing-labo.com/79-2[…]
4C分析とは?
4C分析と聞くと、
マーケティングの3C分析に一つ加えただけのように感じますが、
実は全く違う分析方法になります。
マーケティングの4C分析とは、ズバリ、、、
4P(マーケティングミックス)の顧客視点バージョンです。
この覚え方で正しいです。
【4C】消費者側の視点
- 価値(Customer Value)
- コスト(Cost)
- 利便性(Convenience)
- コミュニケーション(Communication)
【4P】企業側の視点
- 製品(Product)
- 価格(Price)
- 場所(Place)
- プロモーション(Promotion)
4C分析のメリット
従来の4P(マーケティングミックス)は、
一昔前の市場に適した分析方法と言えます。
50年ほど前は、大量生産、大量消費時代で物がなく、
提供者の方が需要者より少ないという時代でした。
しかし、今はどうでしょうか。
物が溢れ、より顧客一人一人に沿ったマーケティングを組まないと、
商品サービスは売れなくなりました。
そこでマーケティング分析として活用する4Pも4Cと時代の変化とともに変わってきました。
4Cは今の時代に適合したマーケティングミックスの考え方
顧客視点版の4P分析と言えます。
4Cの活用方法とは?
4Pと4Cはそれぞれが対になります。
①製品(Product)と価値(Customer Value)
どんな商品・サービスを販売しようという視点から
どんな商品が価値があるのか、お客様のニーズを満たせる商品は何か?
という視点で考えていくこと。
②価格(Price)とコスト(Cost)
この商品・サービスはいくらにしようか。と言う考え方から
お客様が払う金額はいくらくらいかな?と考え方を持つこと
③場所(Place)と利便性(Convenience)
この商品・サービスをどこで販売しようか。という考え方から
お客様が購入するのに便利な場所はどこか?
と考え方を変える。
④プロモーション(Promotion)とコミュニケーション(Communication)
一方通行なPRではなく、
お客様一人一人と双方にキャッチボールができるコ
ミュニケーションをとるためには何をするべきなのか。
と考え方を変える。
【4C】消費者側の視点
- 価値(Customer Value)
- コスト(Cost)
- 利便性(Convenience)
- コミュニケーション(Communication)
【4P】企業側の視点
- 製品(Product)
- 価格(Price)
- 場所(Place)
- プロモーション(Promotion)
それぞれで考え方の起点が事業者視点→消費消費者視点へ変える。
それを分析するためがマーケティングの4C分析になります。
重要なことなので、何度も言いますが、
今の時代のマーケティングは、顧客視点が必要不可欠です。
それを体型的に示してくれたのがこの4C分析です。
ぜひ、事業に活用してみてください。